パーソナルツール
現在位置: ホーム 診療科・部門のご案内 診療技術部門 臨床検査部

臨床検査部

目次




1.スタッフ紹介

 

部長布山 繁美
技師長今野 和子
副技師長守谷 伸子
芳賀 寛和
検査技師24  名
事務1.5 名
看護師0.5 名
臨床検査部(H23)

 

2.基本理念

  
 logo1.gif

一、正確で精度の高い検査を迅速に報告します。

一、常にコストを意識し仕事をします。

一、医療安全に最大限の注意を払います。

一、医療チームワーク網を広げ医師の良きパートナーを目指します。

一、活発な学術活動を通じ資質の向上に努めます。


▲ページ先頭へ戻る

3.総合検査


 総合検査部門は4つの係に分かれて臨床検査技師が様々な検査を行っています。
 検査に使用する測定機器は全国的にみても先進的な機器整備がなされており、また、診断、治療に貢献できる検査データを提供するために、精度管理、各専門分野の研修への積極的な参加をしております。
 では、どのような検査を行っているのか説明いたします。

生化学検査

 主に血液を使って調べる検査です。
 肝臓、腎臓、心臓などの臓器から出される酵素や、糖質、脂質、たん白質などを調べます。
 院内で測定している主な検査項目は、
   総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、直接ビリルビン、AST、ALT、LDH、ALP、
   γ-GTP、アミラーゼ、CK、CK-MB、トリグリセライド、総コレステロール、
   HDLコレステロール、LDLコレステロール、尿素窒素、CRE、尿酸、血清鉄、
   UIBC、フェリチン、血糖、ヘモグロビンA1c
などです。

免疫関連検査

 主に血液を使って調べる検査です。
 肝炎ウィルスなどの感染症や、甲状腺ホルモン、薬物分析、腫瘍マーカーなどを調べます。
 院内で測定している主な検査項目は、
   HBs抗原、HCV抗体、IgG、IgA、IgM、CEA、AFP、CA125、CA15-3、
   CA19-9、PSA、SCC抗原、シフラ21-1、プロカルシトニン、トロポニンT
などです。

一般検査

 主に尿や便、体腔液(腹水、胸水)、髄液などを使って調べる検査です。
 これらを検査することで、がんの早期発見につながることでも有用な検査となっています。
 院内で測定している主な検査は、
   尿定性 : pH、蛋白、糖、ウロビリノゲン、ケトン体、潜血、白血球、亜硝酸塩、比重
   尿沈渣 : 尿に含まれている赤血球、白血球、上皮細胞、円柱、結晶の有無
   他に、便潜血検査、髄液検査、穿刺液(腹水、胸水、関節液)検査
などです。

血液検査

 血液には白血球、赤血球、血小板などの細胞が含まれています。
 白血球は体の中で炎症があれば多くなります。また、赤血球は貧血や出血が起これば少なくなります。血小板は血液が固まるために必要な細胞です。
 病気だけでなく治療に関連しての増減を知るための検査です。
 また、血液が固まるために必要な凝固因子に係る検査や、血液を作る源の細胞の状態を知るための骨髄液の検査も行っています。
 院内で測定している主な検査は、
   血球算定 : 白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板数、網赤血球数
   血液像   : 白血球の分類と形態を観察します。
   凝固検査 : PT、APTT、フィブリノーゲン、ATⅢ、FDP、Dダイマー、トロンボテスト
   他に骨髄像、血小板凝集能検査
などです。 

▲ページ先頭へ戻る

4.細菌検査


培養同定・薬剤感受性検査

 目に見えない微生物(細菌、ウィルスなど)が体内に侵入すると、熱が出る、膿が溜まるといった感染症を引き起こします。
 その原因となる微生物を探し出し(分離・同定検査)、さらに、その菌にどのような薬が効くかを検査(薬剤感受性試験)しています。また、結核の原因である結核菌を、液体培養や遺伝子検査(PCR)、細胞免疫検査(クォンティフェロン)で迅速に報告しております。

どんなものを検査し、どんな病気がわかるの?

  喀痰 : 肺炎の原因菌 ― 肺炎球菌、肺炎桿菌(かんきん)、ヘモフィルス菌、結核
  尿   : 膀胱炎 ― 大腸菌群など
  便   : 下痢の原因菌(食中毒) ― 病原大腸菌(O157、O111)、赤痢、サルモネラ
  血液 : 高熱の原因菌 ― ぶどう球菌、大腸菌、緑膿菌など
  耳漏 : ぶどう球菌、大腸菌、緑膿菌など
  咽頭・鼻咽喉 : インフルエンザ菌、溶連菌、ヘモフィルス菌など
 その他体から採取したもの
  迅速検査 : インフルエンザウィルス、RSウイルス、アデノウィルス、ロタウィルス、ノロウィルス、肺炎球菌、ジオネラ菌、A群溶連菌

どんな方法で検査するの?(同定・感受性)

 栄養分のある寒天培地に検体を塗布し、35℃で18時間培養して、目で見える程に成長したコロニーを、測定機器で同定・感受性検査をします。

患者さんへの貢献

 早期に病気の原因となる起因菌を見つけ出し、より効果的な薬剤を使用して治療できるように、迅速な結果報告に努めております。

院内感染対策

 昨今、さまざまな耐性菌が報道で取りざたされております。そのような菌が院内で広がらないように、監視管理に努めております。
 

▲ページ先頭へ戻る

5.生理検査


 生理検査は、体の状態、障害の有無、機能などを、直に患者さんと接して実施する検査です。
 受診日当日に行う検査と、予約が必要な検査があります。
 外来からは、青い線をたどり、心電図・エコー受付にお越しください。

心電図検査

 心臓の虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、不整脈など、心臓の病気には欠かせない検査ですが、健康診断や入院時検査として取り入れられている一般的な検査です。
 目的によって運動負荷心電図や24時間記録するホルター心電図などもあります。

超音波検査

 超音波の性質を利用して、病変の有無や程度、血流の動態などを調べます。
 心臓、腹部、甲状腺、頸動脈、下肢血管の検査をしています。 

脳波検査

 脳の微弱な電流を波形として表すことによって、脳の機能を検査します。

肺機能検査

 呼吸機能の障害の有無や程度を検査します。
 患者さんの努力が必要な検査でもあります。

神経伝導検査・筋電図検査

 手足のしびれや麻痺などの原因、程度などを検査します。

睡眠時無呼吸検査

 睡眠中の無呼吸の程度を調べます。一晩から二晩の入院を必要とします。
 外来で行う簡易な検査もあります。
 

▲ページ先頭へ戻る

6.病理検査


 「病理診断」と「病理医」について知っていますか。 病気に対する適切な治療は正確な診断によってはじめて可能となります。

 こんなことは当たり前のことですよね。 たとえば胃に潰瘍性病変があったり、肺に異常陰影がみつかったときにそれらの病変が「悪性(がん)」か「良性」かなどの確定診断をしている「医師」の存在をご存知ですか。
 患者さんの病変部から採取された組織や細胞から顕微鏡用標本を作製し、これらの標本を顕微鏡で観察して診断することを「病理診断」といいます。
 多くの場合に「病理診断」が「最終診断」となります。 そしてこの「病理診断」を専門に行なっている医師が「病理医」です。

 病院に常勤病理医が存在していることは、その病院が良質の医療を提供している大きな証拠ともなります。
 また、病院の「医療の実態と質」をもっともよく知っている病院職員は、その病院に勤務している「病理医」です。 医療関係者のなかには、病院選択の条件として「常勤病理医が存在すること」を第一にあげている人もいます。

 病理診断は診断する検体の違いによって以下のように大きく5つに分けられます。
 

1.生検組織診断

 胃、大腸や肺などの内視鏡検査の際に病変の一部が採取されることがありますが、この検査のことを「生検(せいけん)」といいます。採取された組織は顕微鏡によって観察が可能なように処理(加工)されてから病理医によって病変が悪性(がん)か良性か、などが診断されます。この診断のことを「生検組織診断」といいます。当然のことですが悪性と良性とでは治療方針がまったく違ってきます。

2.手術によって摘出された臓器や組織の診断

 外科手術によって摘出された病変臓器や組織は病理医が肉眼で観察した後に必要な部分を切り出し、顕微鏡標本が作製されます。顕微鏡観察によって病変の進行度、手術によって病変部が完全に切除されているか否か、追加治療が必要な病変か、がんの場合には「悪性度(タチの悪さ)」や転移の有無などが検索されます。病理医はこれらの観察結果をまとめて「病理診断報告書」として臨床医に提出します。 

3.手術中の迅速病理診断

 術前に悪性か良性かなどの確定診断がついていない病変や「乳房温存術」などの手術で切除断端が問題となるような病変などについて、「手術の最中」に行われます。標本作製には特殊な装置とテクニックが必要であり、診断にはかなりの経験と知識が必要であるため、迅速病理診断がしっかりと行える病院は常勤病理医が存在する病院などに限られています。検体が提出されてから15分~30分程度で診断結果が出ます。外科医はその診断結果によって手術方針(手術を中止するか、さらに拡大切除をするか、など)を決定します。

4.細胞診断

 主としてがんの診断に用いられます。病変部から細胞を採取して顕微鏡標本を作製し、がん細胞が存在するかなどを顕微鏡にて観察します。子宮がん検診や肺がん検診(喀痰検査)などでさかんに行われているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。甲状腺がんや乳がんなどの早期発見と診断にも威力を発揮します。

5.病理解剖

 ご遺族の承諾のもとに、病死された患者さんの遺体を解剖させていただくのが「病理解剖」です。生前の診断や治療方針が正しかったのか、どのくらい病変が進行していたのか、死因は何か、などを検索します。
 現在の臨床医学は過去の病理解剖の積み重ねの上に成り立っている、といっても過言ではありません。また、前述した「1.」~「4.」までの「生きている人間を対象にした病理診断」は、この「病理解剖学」を基盤として成り立っています。
 病理解剖は2~3時間で終了し、解剖の際になされる切開は着衣をつけるとわからなくなります。


 以上が病理診断の概要です。 
 

▲ページ先頭へ戻る

7.採血室


 採血室は、外来患者さんの採血を担当しています。
 採血室の受付をしていただいた後、順番の書いてある受付票をお渡しします。順番がきましたら案内板に番号が表示されます。
 ここで採血された血液は、3階にある検査部で検査します。
 所要時間は30分~1時間程度です。
 採血や検査に関する資料など準備していますので、お気軽にお尋ねください。
 

▲ページ先頭へ戻る

8.認定技師取得人数

 

  •  細胞検査士 ・・・・・ 3名

  •  国際細胞検査士 ・・・・・ 1名

  •  超音波検査士(消化器領域) ・・・・・ 4名

  •  超音波検査士(循環器領域) ・・・・・ 2名

  •  認定輸血技師 ・・・・・ 1名

  •  日本糖尿病療法指導士 ・・・・・ 3名

  •  日本医療情報技師 ・・・・・ 1名

  •  健康食品管理士 ・・・・・ 2名 

  •  緊急検査士 ・・・・・ 1名