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放射線部

目次

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1.スタッフ紹介


放射線部(H23)

放射線部長金城利彦
放射線部
副部長
伊東一志
放射線
副技師長
土屋一成
放射線科
医師
常勤:3人
非常勤:5人
診療放射線
技師
18人
看護師3人
事務員3人
補助員2人
  

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2.業務紹介

<運用指針>

要約

放射線業務の円滑な運営を目指すとともに、放射線障害の発生を防止し、あわせて公共の安全を確保するため適正な放射線利用を行う。

指針

  1. 医療チームの一員として診療放射線技師が担っている責任の明確化
  2. 技術向上を目指し常に研修に務める
  3. 放射線の有効利用と被曝低減に務める
  4. 常に患者さんを思いやる心で日常業務に務める
  5. 診断価値の高い画像情報の提供に努める
  6. 日常業務で常に細心の注意をはらい医療事故防止に努める

<特色と診療内容>

  • 放射線安全委員会、放射線部門委員会

    放射線障害防止について必要な事項を審議するためと放射線部門の円滑な運営を遂行するため二つの委員会が設置されております。

  • 診断部門

    X線単純写真、X線透視造影検査、CT、血管造影、MRI、骨密度測定、乳房撮影、歯科パノラマなどの検査及び診断を行っております。

  • RI診断部門

    ガンマ線を放出する放射性同位元素(RI)を含んでいる薬を用いて、臓器の機能・形態や病変のある部位を見つけるための検査及び診断を行っております。

  • 治療部門

    放射線(X線、電子線)を使って治療を行っております。

<放射線部のネットワークと機器構成>

  • 画像ネットワークと機器構成

    当院では医療情報システム(HIS)・放射線部門システム(RIS)が導入されており、総合(基幹)病院とサテライト病院間は情報ネットワークが構築されています。 画像は一元管理をしており、各病院で撮影された画像は総合病院内の画像サーバに送信され保存しています。 画像はHIS端末で参照することができ、撮影終了後はすぐにどのHIS端末からでも画像を確認することが可能です。 RISを用いて作成された読影レポートも、電子カルテに保存され参照できます。

  • 画像サーバ構成(GE社製PACS)

    短期保存用サーバは画像を1/3圧縮保存しており約16.5TB相当、長期保存用サーバは画像を1/2圧縮保存しており約42TB相当で構成されています。 短期保存サーバは、長期保存サーバと連動して、受信画像データと同一患者の過去データを、自動的に長期保存サーバから短期保存サーバに移行させる機能を有しています。 WEBサーバはネットワークに接続されたPC上のブラウザを用いて、画像保存装置内の画像データを検索・表示する機能を有しており、1.4TBサーバ2基で構成されています。

  • 機器の構成

    一般撮影3部屋3台
    TV2部屋2台
    血管撮影2部屋2台
    MRI1部屋1台
    CT2部屋2台
    CT治療計画1部屋1台
    放射線治療装置1部屋1台
    核医学2部屋2台
    歯科用パノラマ1部屋1台
    乳房撮影
    骨密度測定
    1部屋各1台
    ポータブル
    (ICU、HCU、OP室、救命救急、病棟)
     6台

画像ネットワーク図はこちら

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3-1.検査紹介 X線一般撮影

●どんな検査ですか?

放射線部で受ける検査の中でも一番身近な検査で、胸部や腹部、頭部や手や足といった全身を対象として広く行われています。
撮影中に動いてしまうと綺麗な写真ができないので、できるだけ動かない様にしていただきます。部位によっては息を吸って止めたり、吐いて止めたりして撮影します。

●何がわかるのですか?

照射したX線が身体を透過してきた量の違いを写真にするため平面的な画像ですが、骨や臓器の形、腸の中にあるガスの状態や、骨折部位等、身体の数多くの情報を得ることができます。

●どんなことをするのですか?

身体の目的とする部位の前や後ろに「カセッテ」と呼ばれる板を置いて撮影します。立って撮影することも寝たり座ったりすることもあり、目的によって変わります。

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一般撮影装置

●どんな写真ができるのですか?

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胸部
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腹部
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頭部
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bumon_housya_6.jpg
 

●検査を受けるときに気をつけることは?

妊娠中、またはその可能性があるかたは、主治医又は担当の技師に申し出てください。
診断をするのに障害となるものが写っていないX線写真を撮影するために以下のことに注意してください。

  • 撮影部位の着衣は可能な限り脱衣してください。
  • 撮影部位のアクセサリー等の貴金属、湿布やエレキバン、ホッカイロ等は全部取り外してください。(女性の場合、スリップやブラジャーには肩紐などに金具がついていますので必ず外すようにしてください。)
    写真が平面的なので、あたかも体の中に有るように見えてしまい、診断の妨げになるからです。

●安全なのですか?

通常に生活していても、知らないうちに空気中や大地などに含まれる放射性物質等からの放射線を受けています。
検査での被曝のほとんどが、知らないうちに受けている1年間の自然放射線よりも少量の被曝なので、検査での被曝の影響について心配することはありません。しかし、どうしても検査による被曝が不安なかたは診察を受けた際に医師に御相談ください。

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3-2.検査紹介 X線特殊撮影

特殊撮影室には以下の3種類の装置が導入されています。

    • 歯科口腔外科撮影装置

    • 乳房撮影装置

    • 骨密度測定装置

 

1.歯科口腔外科撮影

●どんな検査ですか?

歯医者さん等でよく撮影する小さい写真(デンタル)と違い、1枚の写真に歯、下顎、顎関節まですべてが写しだされ一目で観察できるのでパノラマグラフィーと言われております。
撮影台に顎をのせて頭(耳)を固定し、その周りを器械が回転して撮影します。

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歯科用パノラマ撮影装置
okitama-hp01.jpg
パノラマグラフィー

●検査を受けるときに気をつけることは?

ヘアピン、ピアス等の貴金属はもちろんですが、入れ歯も診断の妨げになるので、必ず取り外してください。 器械が頭の近くを移動しますので、指示があるまで動かないようにしてください。

2.乳房撮影(マンモグラフィー)

●何がわかるのですか?

乳房内の変化を描出することができる検査で、視触診ではわからない多くの情報や微小病変の早期発見に役立っています。

H21_manmo.jpg
乳房X線撮影装置
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マンモグラフィー

●検査を受けるときに気をつけることは?

撮影をする時、乳房を挟んで圧迫しますが痛みを伴う場合があります。しかし圧迫することで診断能力の高い写真が得られることと、被ばくを低減できることの2つのメリットが得られますので、ご協力をお願いします。それでも痛みを我慢できない場合は、気軽に担当技師に申し出てください。また、撮影時期は、排卵後から生理が始まる頃までにホルモンの影響で乳房が硬くなったり、痛みを感じたりすることがありますので、できれば生理が始まって2,3日後から1週間くらいの間に検査することをお薦めします。

 

3.骨密度測定

●何がわかるのですか?

腰椎や股関節に微量のX線を照射し、透過してきた量の違いをコンピューターで解析させると骨の密度などがわかります。

●どんなことをするのですか?

撮影台に仰向けに寝ていただいて撮影しますが、撮影部位によって、膝を曲げたり伸ばしたりして撮影します。

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X線骨密度測定装置
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骨密度(腰椎)

●検査を受けるときに気をつけることは?

  • 撮影部位の着衣は可能な限り薄着でお願いしています。又、着衣のままでの撮影を希望されるかたは、金具やボタン、プリント柄のついていない下着、もしくはTシャツを着てお越しください。
  • 撮影部位のアクセサリー等の貴金属、湿布やエレキバン等は全部取り外してください。
  • 胃や腸のバリウム検査後であれば、バリウムが写らなくなるまで期間を空けてください。

●安全なのですか?

通常に生活していても、知らないうちに空気中や大地などに含まれる放射性物質等からの放射線を受けています。
乳房検査での被ばくの危険は、ほとんど無いと言われていて、例えば、乳房検査を受ける事による放射線の量は、東京からニュ-ヨ-クまで飛行機で往復する間に、必ず受ける自然放射線の量とほぼ同じで、とても少ない量なのです。 その他2つの検査についても危険は無いと言われていますので安心して受けて下さい。

しかし、どうしても検査による被ばくが不安な方は診察を受けた際に医師にご相談ください。
また、胎児への被ばくは成人に比べて影響がおおきいため、妊娠中やその可能性があるかたは、必ず事前に医師か担当技師にお知らせください。

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3-3.検査紹介 X線透視造影検査

●どんな検査ですか?

単純X線写真には写らない部位に造影剤を使用してテレビモニターで見ながら詳しく検査を行います。当院ではデジタルX線透視装置を導入し詳細に検査をする事が出来ます。
近年、X線TV装置を用いた画像は、フィルム/スクリーン(アナログ)系を使用した方式から、出力画像をデジタル化しX線画像を得る装置が主流となっています。その背景として画像処理、画像保管、画像ネットワーク等のデジタル特有の利点があるため放射線の画像診断に用いられるようになりました。
当院には2台のデジタルX線透視装置があり検査内容によって使い分けをしています。

TV1・・・消化管(胃、腸)、泌尿器、婦人科他
TV2・・・整形、循環器、消化管(胆管系)、外科他

●どんなことをするのですか?

X線で透視をしながら検査を行います。テレビと同じように動画としてみる事が出来ます。 食道、胃、注腸検査ではバリウムと空気による二重造影法によって消化管粘膜の病変をX線写真として撮影します。

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TV1(一般用デジタルX線テレビ装置)
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TV2(多目的デジタルX線テレビ装置)

●どんな写真ができるのですか?

デジタル画像処理されフィルムとして出力、あわせて画像サーバーから院内LANで電子カルテ端末に配信されます。
デジタル処理された画像は高分解能で高コントラストの診断価値の高い情報が得られます。又デジタル保管され画質劣化がなく繰り返し観察が可能で画像処理によって画像を観察しやすくする事も出来ます。
実際の検査の写真を紹介します。

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胃透視
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腸透視
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内視鏡的逆行性胆道膵管造影
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脊髄造影

●検査を受けるときに気をつけることは?

妊娠中、妊娠の可能性のあるかたは申し出ください。
ボタン、金属が付いているものなどは必ず外して検査着に着替えてください。

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3-4.検査紹介 CT(コンピューター断層撮影装置)

●CTってなに?

コンピューター断層撮影装置(Computed Tomography)の略です。 身体にX線を照射し、透過したX線量の差をデータとして集め、コンピューターで処理することにより主に身体の横断(輪切り)像を描出する装置です。

●どんなことをするのですか?

検査時にはCT装置の寝台に仰向けに寝ていただきます。胸部や腹部等の検査では両腕を上に挙げて検査を行います。そして、CT装置のガントリーという大きな円筒状の穴の中に寝台ごと移動しながら撮影を行います。
1回の撮影は10秒から20秒程度、それを数回繰り返します、胸部や腹部検査では息を止めていただきます。撮影部位によって検査時間は異なりますが、10分程度ですべて終了します。

H21_VolumeZoom.jpg
Volume zoom
H21_Sensation64.jpg
Sensation64

●CTでどんな画像が撮れるのですか?

CT検査では身体を輪切りにした断面像が得られます。そのため、身体の内部の構造を詳しく調べることができます。また最近では、得られた断面像を再構成することにより、輪切り以外の断面像を表示したり、高精度の3次元立体像を構築したりすることもできるようになりました。
検査の写真を紹介します。

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頭部
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腹部
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冠動脈3D
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冠動脈3D Angio View
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頭部血管3D
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腹部血管3D
  

●検査を受けるときに気をつけることは?

頭頚部の検査の場合、ヘアピン、ピアス、ネックレス、入歯等は外していただきます。
胸腹部の検査の場合、検査着に着替えていただく場合があります。
検査により造影剤を注射させていただく場合があります。
1回の撮影に20秒程度かかりますので、乳幼児の場合眠らせて検査する場合があります。

●当院のCTは

公立置賜総合病院のCT装置は、ドイツのシーメンスという会社で作られている装置で、名前は「SOMATOM Plus4 Volume Zoom」と「SOMATOM.Sensation64」の2台が設置されています。マルチスライスCTという種類で従来のCT装置に比べ、とても速く、そして細かく検査ができます。そのため検査時間も大幅に短縮され、1日に60名程度の検査が可能になりました。

●お願いとお詫び

当病院は救命救急センターを併設しており、救急の患者さまの検査を優先させて頂くことがあります。そのため予約時間の通りに検査が出来なくなることがありますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

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3-5.検査紹介 MRI

●MRI検査ってなに?

磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)検査といって、穴のあいた大きな磁石の中に体を入れて、電磁波(FMラジオに用いられる電波)を体に当てて、人体を構成する水素原子核からの信号を捉えて画像化する検査です。
体のあらゆる部位の縦(矢状断)・横(冠状断)・輪切り(水平断)の画像が得られ、診断に大変役立つ検査です。

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当病院のMRI装置(GE社製Signa1.5T)

●MRI検査を受ける際の注意事項

MRI検査はすべての人が受けることが出来るわけではありません。心臓ペースメーカーを埋め込まれているかた、脳動脈瘤の治療のために材質不明の動脈瘤クリップが入っているかた、人工心臓弁を使用しているかたは生命に危険があるため検査を受けることが出来ません。
人工関節を使用しているかたや、体内に手術や事故などで金属が入っているかたは、その材質によっては不用意に検査をすると危険な場合がありますので注意が必要です。
また、閉所恐怖症のかたや入れ墨や体内金属があるかたは検査を受けるように医師から指示された場合には必ずその旨を医師に申し出て下さい。
検査当日の食事は、医師から指示がない限り普通におとりください。(服用中のお薬も同様に指示がない限り服用ください)

●MRI検査をお受けになる前に

検査着に着替えて頂き、金属類は検査の妨げになりますのではずして頂きます。

例)
眼鏡、補聴器、時計、財布、キャッシュカード、テレホンカード、鍵、ライター、携帯電話、ヘアピン、ピアス、ネックレス、取り外し可能な入れ歯、かつら、コルセット、磁気バンド、エレキバン、使い捨てカイロなど。
またマスカラやアイラインの一部には金属が含まれており画像に影響や火傷を起こすことも考えられますので化粧はなるべく避けてください。

●MRI検査中のお願い

検査時間は部位によって異なりますが20分から30分程度で長くても1時間位です。
検査中はブザーのような音や,工事現場のような大きな音が撮像に伴って発生します。その間は体を動かさないようにして頂くことが必要です。
さらに胸部や腹部の検査では呼吸を止めて頂くことが必要な場合があります。
検査によっては詳しく調べるために造影剤を注射することがあります。
副作用の少ない薬ですが、注射後気分が悪くなったときはすぐに教えてください。

●どんな画像が出来るの?

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発症超急性期(24時間以内)の
脳梗塞MRI
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脊髄(腰椎椎間板ヘルニア)の
MRI
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膝(前十字靭帯損傷)の
MRI
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腹部(胆嚢結石・総胆管結石)の
MRCP

●患者さまへのお願い

当病院は救命救急センターを併設しており、救急の患者さまの検査を優先させて頂くことがあります。そのため予約時間の通りに検査が出来なくなることがありますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

なおご不明なことは、担当者に何でもお尋ねください。
問合せ先 公立置賜総合病院 放射線部 MRI室
電話:0238-46-5000 内線1320

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3-6.検査紹介 血管撮影

●どんな検査ですか?

血管撮影とは、体のいろいろな部位の血管の形や血液の流れを観察したり、また必要に応じ治療を目的とする検査です。
当院には2台の血管撮影装置が設置されています。1台は主に心臓の検査に使用され、年間約500例の検査・治療を行っています。もう1台は頭頸部・胸腹部・四肢等の検査に使用しており、年間約250例の検査を行なっています。

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心臓用血管撮影装置
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頭腹部用血管撮影装置

●どんなことをするのですか?

足の付け根や肘にある動脈を、局所麻酔をして皮膚の上から針を刺し、そこからカテーテルと呼ばれる細い管を動脈や静脈へ入れます。
カテーテルを目的の部位まで進めていき、到達したところで血管用造影剤を注入して撮影を行います。

従来、この検査は非常に苦痛を伴うものでしたが診断機器、造影剤、カテーテル等の進歩により、安全で迅速に苦痛も少なく行うことができるようになりました。
この検査の登場で、従来何日も入院して手術しなくてはならなかった疾病が、血管に針を刺すだけで処置できるようになりました。
心筋梗塞などの、血管の細くなっているところや詰まっているところが分かるうえ、同時に血管を広げることもできるようになりました。

●なにが見えるのですか?

動脈あるいは静脈から造影剤を注入することで経時的に血管の走行を確認することができ、血管系の病変である、血管の閉塞、狭窄、破裂や静動脈硬化症、静動脈瘤、奇形などがわかります。 これらから、例えばクモ膜下出血における脳動脈瘤の破裂部位の同定や腫瘍血管から腫瘍の性質・形状などを知ることができ、治療に継げることができます。

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脳血管撮影
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心臓カテーテル検査
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腹部血管撮影
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上肢血管撮影

●どのような治療をするのですか?

主に以下のような治療を行なっています。

  • 動脈硬化などによる狭窄および閉塞部の血管を拡張する。
  • 腫瘍に集まる血管を詰め、腫瘍を壊死させる。
  • 腫瘍に集まる血管に対し、薬を注入し、腫瘍を壊死もしくは小さくする。  
  • 骨折等での血管損傷により体の中で起こる出血に対する止血する。       

●検査を受けるときに気をつけることは?

  • 血管撮影の準備のため、絶食などの具体的な前処置が説明されますので、必ず守ってください。
  • 検査は清潔な状態で行いますので、医師・看護師の指示に従って下さい。また、検査中に体に異変を感じることがあったら、遠慮なく教えて下さい。
  • 検査中は寝台が狭いうえに、体の一部からカテーテルを挿入しているわけですから勝手に体を動かしたりしないで下さい。
  • 検査によっては撮影時に、10~20秒位呼吸を止めていただくこともありますが、良い写真を撮るために協力してください。
  • 検査後は、約8時間ベットの上で安静にしてもらいます。その後トイレ歩行は可能となりますが、翌日までは安静にしていてください。

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3-7.検査紹介 核医学検査

●どんな検査ですか?

放射性同位元素を標識した放射性医薬品を体内に投与(静注、吸引)し、体外からガンマカメラで撮像し、臓器の形態・機能を検査します。 特徴は、全身の検査ができることと、臓器形態の詳細は他の画像検査より劣りますが、機能の定量化ができることにあります。

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全身用ガンマカメラ
東芝製 E・CAM
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頭部用ガンマカメラ
島津製HEAD TOME set080

●どんな写真ができるのですか?

検査によって得られた写真を紹介します。

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脳血流シンチ
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甲状腺シンチ
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心筋シンチ
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骨シンチ
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腫瘍シンチ
 

●検査を受けるときに気をつけることは?

  • 核医学検査はほとんど予約制で、放射性医薬品の有効期限は当日限りのものが多いため、かならず指定の日時に検査を受けてください。
  • 検査前及び検査当日に、守っていただく事項(食事禁、下剤を飲むなど)があります。
  • 放射性医薬品を投与してから撮像まで時間を必要とする検査や、何回も撮像する検査があります。
  • 検査時間は、20分~1時間位で、ほとんど静かに寝ているだけで終了します。

●安全なのですか?

核医学検査で使用する放射性医薬品は、99Tc(テクネシウム)、123I(ヨウ素)、201Tl(タリウム)、67Ga(ガリウム)などの、半減期が6時間から3日と短く、急速に排出される安全性の高い薬品です。使用する放射性医薬品は、微量(1~2cc)で、副作用は0.05%未満と非常に少ないので安心して受ける事ができます。

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3-8.検査紹介 放射線治療

●どんな治療ですか?

放射線を、繰り返し同じ病巣にあてる(照射する)ことによって、病気を治療する方法です。

●どんなことをするのですか?

まず、治療計画をおこない、その後放射線の照射による治療を行います。

  1. 治療計画
    治療専門の医師と放射線技師が放射線をどの方向から、どの位の量を何回に分けて照射するのかといった治療の計画をおこないます。CT装置を使って放射線を照射する範囲や方向を決定し、その印を皮膚面などにマークします。
  2. 放射線の照射
    治療計画で付けた印のとおりに、毎日同じ場所に照射します。
    原則として、月曜日から金曜日までの週5回、1日1回の治療を数週間おこないます。
    1回の治療にかかる時間は、治療室に入室してから出てくるまで、約10分から15分程度ですが、そのうち実際に放射線を照射している時間は、1分間ほどです。

●治療室の様子

  1. 患者さんをCTで撮影する。
  2. 治療計画を行う。
  3. 照合のためのマーキングを行う。
  4. 線量分布の計算を行う。
  5. 放射線治療装置上で位置決め及び照合をする。
  6. 放射線の照射を行う。
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●安全なのですか?

放射線治療は局所療法ですので、原則として放射線が照射された範囲にしか影響はありません。

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4.マンモグラフィー検診施設画像認定

●施設認定ってなに?

マンモグラフィー検診および診療には、良い画質の写真を撮影することが重要です。 撮影装置が仕様基準に合っていても、その使い方や現像条件によって診断するのに適さない画像になる事があります。
乳房X線写真撮影の実施機関は日本医学放射線学会の定める仕様基準を満たした装置を有することが定められています。

そこで、マンモグラフィー検診精度管理中央委員会の事業として、継続的に画像・線量評価および良い画質を得るためのマンモグラフィー施設・画像・線量評価を行うこととなりました。
この評価は3年間有効で、3年毎に再評価を受けることになっています。

当院では2002年8月にこの施設認定を取得し、3年ごとに更新しています。

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マンモグラフィーの施設認定書