公立置賜長井病院のお知らせ
安心と信頼の医療
地域とともに歩む病院
内科
診療科の紹介
当院内科では、常勤3名と、山形大学や公立置賜総合病院などからの非常勤医師6名にて、外来診療を行っています。内科の範囲は広く多岐に渡るため、多くの病院では臓器別や疾患別に細分化されていますが、当院は神経内科のみ独立し、他は一般内科として運営しております。そして、内科分野に関しては専門分野で細かく分けず、一人の医師が主治医となって、患者一人を診ていく体制をとっております。
高齢化に伴い、複数の疾患を抱えている方が多くなり、ひと月に複数の医療機関・診療科を受診する患者さんも珍しくなくなりました。しかし、受診回数が増えることが負担になることもあります。また、体調がいつもと違うのだけど何が悪いのか分からなかったり、具合の悪いところがたくさんあったりすると、どの診療科を受診したらよいのか分からないという声も聞かれます。歳のせいだからと思い込み、受診せずに症状を放置してしまう方もいます。当院は地域に根ざした病院として、そういった患者さんにも柔軟に対応していきたいと考えています。何か身体面で不安なことがありましたら、一度受診してみてください。もし、専門的診療が必要なときは、医師の専門性を考慮し、当院の他の医師に診てもらうこともありますし、高度医療機関や大学病院などに紹介させていただくこともあります。受診した患者さんに最適な医療を提供することを心掛けております。
なお、当院内科には、循環器(心臓)、呼吸器(肺)、消化器(胃腸・肝臓など)、代謝(糖尿病など)、内分泌(甲状腺などホルモン)、脳神経の分野の専門医が在籍しております。人工透析患者には腎臓内科医が対応しますが、腎臓内科医の外来診療はありません。検査としましては、尿・血液検査、心電図、動脈硬化検査、超音波検査(心臓・腹部)、末梢神経伝導検査、体組成測定、レントゲン、CT、胃カメラ、大腸カメラが可能です。高度な検査機器はありませんが、ベテラン医師による過不足のない診療を行っております。
入院診療におきましては、疾病の診療に加え、充実したリハビリテーションを行っています。当院リハビリテーション室には理学療法士・作業療法士・言語療法士が常勤しており、身体機能の改善に力を入れています。さらに地域の医療機関や訪問看護ステーションと密に連携することで、在宅療養への移行促進を図っています。
医師紹介
診療部長 大村 清成(おおむら きよなり)
上席医師 齋藤 秀樹(さいとう ひでき)
内科(神経内科)院長 栗村 正之(くりむら まさゆき)