高橋潤医師からのメッセージ

総合診療科診療部長 高橋潤医師

一緒に救急・総合診療をやりませんか?

総合診療専門研修プログラム 統括責任者 診療部長(総合診療科)  髙橋 潤

公立置賜総合病院・救命救急センターは、山形県南部、置賜地区の基幹病院として、急性期を含む専門医療を提供しています。ご多聞にもれず、高齢化に伴い、他疾患の合併、非典型的症状・経過の日常疾患、在宅医療、緩和医療などそれぞれの患者さんやご家族のニーズの多様化など各専門診療科それぞれでの対応が困難な事例が多くあります。また、老若男女を問わず、年間3000台以上の救急搬送を受け入れています。

このような状況に対応する医療の実践と、それを担う医師に育成を目的に、平成27年度に総合診療科を創設しました。現在、総合診療科と救急科が一丸となって新たな診療体制の構築に向けて前進しているところです。この診療体制を強化することにより、包括的な問題、未分化な問題を総合診療・救急で担当し、各専門診療科はそれぞれの業務に専念することが出来、地域医療の住民のニーズに寄り添った医療の展開が可能になると考えます。

そこで、総合診療医としての経験を積みたいと考える医師、今までの経験を生かしたいと考える医師を広く募集します。初期研修を終えたばかりの医師から、将来の進路を模索中の若手医師の方々、ベテランの医師の方々まで、総合診療の経験の有無は問いませんので、この自然に恵まれた環境の中で総合診療医として、患者の顔が見える地域医療に取り組みませんか?

皆さんの行う診療や研修に関しては、幅広い領域の専門医や救命センタースタッフによる確実なサポート体制の下、救急科と協働した診療研修体制が確立されており、地域医療の実践を通じて総合診療医としての確実なキャリア形成が可能な環境を提供します。新しい専門医制度の総合診療科、日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門医のプログラムもあります。日本病院総合診療医学会の認定施設も取得予定です。

一緒に本気で地域医療をやりましょう!!

総合診療科のご紹介

平成27年4月より総合診療科を新たに立ち上げ、診断のついていない症状ではじめて当院を受診され、どの専門科を受診すればよいかわかりにくい患者様や、各科で診断がつかない、1つの科では対応困難な患者様などを横断的に幅広い診療を行っています。 

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