認定看護師
当院の認定看護師は14名になりました。毎月1回定期で認定看護師会議を開催し認定活動を報告して評価し合い、認定看護師として看護の質の向上に寄与できるよう努めております。今後も認定看護師の育成を続けていきます。
救急看護認定看護師 齋藤 亜成
当院は置賜二次医療圏の救命救急センターとして、一次救急から三次救急まで幅広い救急医療の提供を行っています。同時に救急医療を必要とする患者が、状態に合わせて適切な医療を受けられるように支援していきます。また、緊急度判断(トリアージ)を行い、緊急性の高い患者を見逃さないよう、スタッフ一丸となり質の担保にも努めています。
救急の現場では、突然の出来事で精神的なダメージを受けることも多くあります。患者やそのご家族に寄り添い、患者様を第一に考えた看護を行っていきます。
24時間365日、質の高い救急医療・看護が提供できるように、様々な職種と連携し、認定看護師の役割である実践・指導・相談を全うできるように努めていきます。
所属学会:日本救急看護学会、東北救急医学会
救急看護認定看護師 橋本 翼
厚生労働省の定める5事業に救急医療、災害時における医療が盛り込まれています。救急医療では生命の危機的状況への対応は必須であり、スタッフと共に最善のケアや処置ができるように頑張っています。また、平時とは異なる災害時の対応にもこれまで以上に力を入れていきます。
地域の皆様に災害時でも適切な医療を提供し不安なく医療が受けることができるよう、基幹病院としての役割を果すように、強固な災害対応システムの構築を目指します。
所属学会:日本救急看護学会、日本災害医学会、日本災害看護学会、東北救急医学会
感染管理認定看護師 齋藤千鶴
令和6年度より外来に所属し、外来の感染対策を向上し院内感染を防止するために活動しています。
感染予防の基本は、感染症を拡げない・うつさない・うつらないようにすることです。病院にかかわる誰もが手指衛生・咳エチケットをしっかりできるようにしていきます。
患者・ご家族とともにスタッフ一同が対策を行うことで、院内感染を防止し安心して受診できるように努めていきます。
所属学会:日本環境感染学会
感染管理認定看護師 横澤 博美
感染管理の専従として院内の感染対策を担当しております。
感染予防は皆の頑張りが集結して効果が出るものであり、ひとりだけでは大きな効果は期待できません。感染防止チームや感染担当看護師、更には、病院スタッフや患者さんとそのご家族の協力を得ながら、病院に関わるすべての人が感染症にかかることなく毎日を過ごせるよう、努めていきます。
所属学会:日本環境感染学会
糖尿病看護認定看護師 小林 麗子
糖尿病」は世間からの誤解が多く、「合併症になる怖い病気」「生活習慣の不摂生で起こる病気」というイメージから診断されることを避けたり、自覚症状に乏しいことから受診が遅れやすい病気でもあります。同じ「糖尿病」でもそれぞれ病態が違い、提案される治療も異なります。自分はまだ糖尿「け」と思っている方から、長年糖尿病治療と向き合ってきた方まで、皆様がご自身の病態を正しく知り、生活に合った続けられる治療を見つけるための伴走者を目指しています。
糖尿病ケア外来では、地域住民の皆様の糖尿病に関する相談を受け付けております。どなたでも予約可能です。予約センターにお問い合わせください。
所属学会:日本糖尿病教育・看護学会、日本糖尿病医療学学会、日本フットケア・足病学会、
手術看護認定看護師 鈴木 暢子
非日常的な出来事である手術を受ける患者さんの思いに寄り添い、安全で安心な手術環境の提供に努めています。また、手術決定から退院まで、患者さんには様々な職種が連携してかかわりますが、そのチームの一員・調整役としてサポートしていきたいと思います。
周術期を通した継続看護の実践・指導・相談を行うことで、より質の高い看護の提供ができるよう日々活動しています。
所属学会:日本手術看護学会 日本手術医学会
認知症看護認定看護師 田中 明美
認知症のある患者様は、入院という慣れない環境の中で、自分の思いをうまく伝えられず、いつも不安でいっぱいです。その不安に耳を傾け、「その人らしく」安心して過ごせるよう支援させていただいています。
認知症のある方も、そのご家族も、笑顔で過ごせる看護を目指しています。
所属学会:日本老年看護学会、日本医療教授システム学会
慢性呼吸疾患看護認定看護師 成澤 圭子
呼吸器病棟に所属し、患者さんとご家族の気持ちに寄り添いながら急性期~慢性期の呼吸ケアを実践しています。
また、院内において、指導・相談対応・支援を行い呼吸ケアの質向上を目指して活動しています。
所属学会:日本呼吸ケアリハビリテーション学会
緩和ケア認定看護師 大塚 千奈
緩和ケアチーム専従看護師として活動しています。緩和ケアは、命に関わるすべての疾患の患者様とご家族に対して、早期から身体や心のつらさを和らげ、その人らしさを大切にするケアです。身体と心のつらさには、痛みや不安だけでなく、仕事や経済的な問題や人間関係など、様々なことが含まれます。
患者様とご家族が自分らしい生活を送れるよう、その時々でお話しを聴かせていただき、情報の提供や提案を行いながら、一緒に最善を考えさせていただきたいと思っております。
所属学会:日本緩和医療学会、日本死の臨床研究会
緩和ケア認定看護師 伊藤 裕美
緩和ケアは決して終末期のケアでなく、病気による身体と心の問題を一緒に考え、その人らしく生活できるように支えていくケアです。
病気になっても自分らしい生活ができるように、”その人らしさ”を大事にした関わりを心掛け、これからの生活について一緒に考えていきたいと思っています。患者さんやご家族の思いを尊重した関わりを大切にしてお話を聴かせていただきます。
所属学会:日本緩和医療学会、日本死の臨床研究会、日本医療教授システム学会
がん化学療法看護認定看護師 竹田 美和子
がん薬物療法を受ける患者さんの副作用を軽減し、患者さんやご家族の思いに寄り添い、その方の最善が何なのか、共に考えながらやっていくことを大事にしています。
また、新規薬剤の導入や支持療法(副作用を抑える治療法)の進歩など目まぐるしく変わる状況の中でも、安全・確実に治療が受けられるよう努めています。
所属学会:日本癌治療学会、日本緩和医療学会、日本がんサポーティブケア学会
乳がん看護認定看護師 伊藤 愛美
乳がんは、女性がん罹患率第1位であり、多様な役割を担っている40代頃から増え始め今後も増加すると予測されています。また、乳がん治療は5~10年であり、がんとともに生きていく期間が長いのも特徴の一つです。
治療方針は多岐にわたり、短期間で患者さん・ご家族が決めなければいけないことがたくさんあります。私は外科外来に所属し、乳腺外来を中心に診察に同席していますが、患者さんの言葉にならない思いが整理できるようお手伝いし、価値観や大切にしていることを共有しながら、患者さんが納得した上で意思決定できるよう努めていきます。
所属学会:日本乳癌学会
がん放射線療法看護認定看護師 鈴木 希望
放射線治療を受ける患者さんとそのご家族が、安心して安全に治療が完遂できるよう支援させていただきます。治療前から治療中、治療後まで継続的に関わり、治療に関する不安の軽減や治療による有害事象(副作用・合併症)を最小限にするためのケアの提供を行っていきます。
所属学会:日本放射線腫瘍学会、日本放射線看護学会、日本緩和医療学会
がん性疼痛看護認定看護師 鈴木 美穂
2025年度より外来に所属し、緩和チームのメンバーとして活動しています。
痛みやつらい症状があることで、その人らしさが失われてしまいます。痛みやつらい症状を緩和する方法や、より良い生活を送るために何ができるのか、患者さんやご家族と一緒に考えていきたいと思います。
所属学会:日本緩和医療学会