病院概要図

高度医療を提供する拠点病院

4疾病(「がん」「脳卒中」「急性心筋梗塞」「糖尿病」)による死亡率は、山形県平均は全国平均より高く、さらに置賜地域の平均は県平均よりも高くなっています。特に糖尿病による死亡率は、県内で置賜地域が最も高くなっています。また、置賜地域は、高齢化が進んでいる地域でもあり、今後はお年寄りの慢性疾患が増加することが予想されます。
これらの疾病に対処するため、公立置賜総合病院は、優秀な医療スタッフと最新鋭の高度医療機器を配置し、21世紀における置賜地域の医療体制の拠点となる病院です。

放射線治療装置の写真
放射線治療装置

救命救急センターの設置

ドクターヘリ

公立置賜総合病院には、高度な医療を身近に受けられるよう「救命救急センター」が併設されています。
「救命救急センター」とは、脳卒中、急性心筋梗塞、頭部損傷等の救急患者をいつでも受け入れられるよう、24時間体制で対応する施設です。専門の医師や看護婦が常時待機しています。
また、サテライト医療施設と救命救急センターが連携して救急医療を行なうことにより、急な病気や不慮の事故の場合でも安心して医療が受けられます。

サテライト医療施設との連携

高度・救命医療は公立置賜総合病院が行ない、サテライト医療施設は住民のより身近な医療施設として、初期医療や慢性期の治療を行ないます。また、一部の診療科では公立置賜総合病院の医師がサテライト医療施設において診察を行なうなど、継続した治療を行なうことも可能となります。
さらに、共通診察カードの発行、情報ネットワークの構築による患者情報の共有化など、患者さんの利便性に配慮した運営を行ないます。