山形県は、東北地方でも南部の日本海側に位置します。公立置賜総合病院はその山形県の南地域の置賜(おきたま)盆地内にあります。 置賜地方は四方を吾妻、飯豊、朝日、蔵王連峰に囲まれ、典型的な盆地になっています。 春は残雪を背景にした江戸彼岸桜など、10数ヶ所の桜の名所が続く「置賜さくら回廊」、初夏から秋にかけては、つつじ公園、あやめ公園、バラ園、ゆり園、ダリヤ園など、それぞれの市町で「おきたま花巡りまつり」を展開し、まさに自然あふれるのどかな環境です。 また、冬は一面雪に覆われるモノトーンの世界で、全国屈指の広さとヴァリエーションを誇る蔵王スキー場、春まで楽しめる天元台や米沢スキー場など、ウィンタースポーツを楽しみたい人たちには大変嬉しい環境となっています。

一方、今年はNHKの大河ドラマ「八重の桜」の主人公、新島八重は米沢市とのゆかりもあり、その米沢市を含めた3市5町で構成される置賜地区は、たくさんの観光スポットや温泉を有していて、特に山懐に湧きだす秘湯の露天風呂は、山水画の中で入浴している気分にさせてくれます。 また最上川(もがみがわ)の源流を有するこの地域は、「第1回美しい日本のむら景観コンテスト」で最高賞の農林水産大臣賞を受賞し、田園風景が日本一美しい町と称されています。

当病院組合の構成団体である長井市、南陽市、川西町および飯豊町の代表的な景観を紹介いたします。

長井市

久保桜

久保桜の写真

国の天然記念物に指定されたエドヒガンの巨木で、樹齢は推定1200年と言われています(画像はライトアップされた久保桜です)。

あやめ公園

3.3haの園内に500種100万本を誇るあやめ公園には、見ごろの6月下旬から7月上旬にかけて、紫、青紫、藤色、白など様々なあやめが咲き乱れます。

あやめ公園の写真

丸大扇屋

丸大扇屋の写真

最上川舟運で栄えた長井市の商家(呉服商)跡で、江戸時代から300年続いた町屋の姿を今に伝えています。平成15年に山形県の文化財に指定されました。

南陽市

菊まつり

南陽の菊まつりは、全国から観光客が訪れる一大イベントで山形の秋の風物詩の一つになっています。菊まつりは、会場となっている双松公園に場面ごとに展示される菊人形と、会場内に開設される菊花展で構成されております。

南陽菊まつりの写真

南陽スカイパーク

南陽スカイパークの写真

フライヤーの憩いの場ともなるログハウス=サーマルロッジにはベテランのインストラクターが常駐、機体のメンテナンスや適切なアドバイスが得られるほか、スクールも常時開設、シミレーションやタンデムフライトなど最新の技術で安全確実にフライト技術がマスターできます。

双松バラ園

規模や数の多さを競うバラ園ではなく、訪れた方が気持ち良いと感じて頂けることを第一に考えています。手づくりのぬくもりを感じる、憩いのバラ園として市内外のみなさまをお待ちしております。

双松バラ園の写真

川西町

川西ダリヤ園

川西ダリヤ園の写真

ダリヤ園には4ヘクタールに650種、約100,000本のダリアが8月から11月下旬にかけて咲き競います。あざやかな紅色の「宇宙」や「球宴」、愛らしいピンクの「プリンセスマサコ」「ムーンワルツ」などなど、各国のダリアが人々の目を楽しませてくれます。

プリンセスマサコの写真
プリンセスマサコ
川西産ダリア『はにかみ』の写真
川西産ダリア『はにかみ』

飯豊町

ユリ園

ユリ園の写真

東日本最大のユリ園は、7ha(東京ドーム約4個分以上)の広大な敷地に150品種約500,000本のユリが咲き競う美しい花園。花が見頃の6月から7月は、さくらんぼ狩りも大人気! 美しい田園風景とブナの森、温泉、季節の幸など、飯豊の自然があなたを待っています。

とてもかわいらしいゆり

黄色いユリの写真

散居集落

平成5年、「第1回美しい日本のむら景観コンテスト」最高賞の農林水産大臣賞、平成7年、「第10回農村アメニティコンクール」最優秀賞を受賞した飯豊町の田園散居集落景観です。

散居集落の写真